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by nainsjp
| 2016-04-08 22:49
「もし、、、もしもし」
ピンと張った糸からつたわる声 糸が すこしゆれている そういえばあの店にあったお皿買わずに出てきてしまった 五キロの赤玉とパッションフルーツの苗持ってたし
「わかるけど」
糸がピンとはって君の波がつたわる 月が 彼女の形をかえていく
なかなかグリーンのカーテンはできず ブラックベリーは枯れて 西日と風の怖さを知った まだこんなところにも鶯がないている
「さわってほしいな」
波は深く闇の奥までつづいていく 誰もどこまでつづいているのかわからない すぐに生まれて死んだものたち意外は
雨がふっていて 桜がさいていて 花は雨にぬれないように下をむいてさいている 錆びた荷車がすててあって 市場はすこし寂しかった
ピンと張った糸からつたわる声 糸が すこしゆれている そういえばあの店にあったお皿買わずに出てきてしまった 五キロの赤玉とパッションフルーツの苗持ってたし
「わかるけど」
糸がピンとはって君の波がつたわる 月が 彼女の形をかえていく
なかなかグリーンのカーテンはできず ブラックベリーは枯れて 西日と風の怖さを知った まだこんなところにも鶯がないている
「さわってほしいな」
波は深く闇の奥までつづいていく 誰もどこまでつづいているのかわからない すぐに生まれて死んだものたち意外は
雨がふっていて 桜がさいていて 花は雨にぬれないように下をむいてさいている 錆びた荷車がすててあって 市場はすこし寂しかった
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by nainsjp
| 2015-06-10 23:31
彼はこういった
「三十五度以上の焼酎につけるんだよ、氷砂糖入れて」
あいつの頭の中はすっからかん ぽっかりあながあいている
いや、あなじゃなくてトンネルだ
「つけるのは何だっていいんだ、何だってお酒になる」
カーマ.スートラによると女が恋人の寝顔を眺めながら、自分の気持ちや欲望を知らせるために行う接吻は<愛をかきたてる接吻>と呼ばれるらしい
そして彼はいった
「カーマ.スートラによると女が恋人の寝顔を眺めながら、自分の気持ちや欲望を知らせるために行う接吻は<愛をかきたてる接吻>と呼ばれるらしい」
「三十五度以上の焼酎につけるんだよ、氷砂糖入れて」
あいつの頭の中はすっからかん ぽっかりあながあいている
いや、あなじゃなくてトンネルだ
「つけるのは何だっていいんだ、何だってお酒になる」
カーマ.スートラによると女が恋人の寝顔を眺めながら、自分の気持ちや欲望を知らせるために行う接吻は<愛をかきたてる接吻>と呼ばれるらしい
そして彼はいった
「カーマ.スートラによると女が恋人の寝顔を眺めながら、自分の気持ちや欲望を知らせるために行う接吻は<愛をかきたてる接吻>と呼ばれるらしい」
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by nainsjp
| 2015-06-04 00:22